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なぅ先生のお仕事役立ち情報

お仕事役立ち情報:転職者向け志望動機の捉え方と記載について

 今回のテーマは、『転職者向け志望動機の捉え方と記載』についてだよ

 求職中の方の中で、「志望動機が書けない」と言う方が多くいらっしゃいます。
 志望動機ってなんとなく面倒くさいよね。
 今更、自分のことを都合よく書くのも照れくさいし、具体的なことをどう書けばよいのか難
しいよね。
 ただ、履歴書を提出しなければならないのが応募活動であり、志望動機が書かれていない履
歴書の採用は限りなく0に近いです。
 志望動機の内容は、応募者それぞれによって異なるものです。
 同じ職種に応募するにしても、どうして応募してみようと考えたのかという「切り口」なら
無数に存在するということだよね。
 では、そもそも応募書類(履歴書)は何のためにあるのかな。
 面接官は、履歴書1枚で採用を決めているわけではありません。
 面接官は、履歴書からどんな人なのかイメージする材料として使います。
 「会社の為に貢献できそうか」、「仲間とコミュニケーションを上手く取れそうか」を推し
量る材料として使います。
 つまり、履歴書は「募集に対して良いイメージを感じてもらい、面接で会ってみたい」と思
わせるための書類です。

「志望動機」
 志望動機は、主張・データ・論拠の3つの要素に基づいて記載すると良いでしょう。
 「○○なので、△△である」と言う、提案や結論などの「主張」を受け入れてもらうために
は、それなりの説得理由が必要となります。説得の理由があいまいだと読み手を納得させるこ
とはできないよね。
 例えば、「A社の製品はとても良い」という主張をしたいと思います。主張を書いただけで
は、読み手は「なぜ良いの?」と疑問が残り納得できません。
 この「主張」を支える説得理由として「データ」と「論拠」があります。論理的に説得する
ためには、「主張」⇒「データ」⇒「論拠」の順で志望動機を組み立てる必要があります。
 「主張」とは、話の結論、提案や意見、推論です。文章で言い表すには「要するに何が言い
たいのか?」という提案や結論が「主張」となります。
 一方、「データ」は、「説得材料」です。主張を裏付ける客観的な事実や具体例、統計など
の数値が説得材料として効果的です。
 また、「論拠」とは議論・論証の根拠であり、「主張」を正当化することができます。

「志望動機の組み立て方」
 ①求人票に書かれてある仕事内容が、採用された後、担当する仕事であることを認識して下
 さい。
 ②「当該の仕事内容が出来ます。」または、「出来る自信・興味を持っています。」という
 主張をします。
 ③次に、「出来る・自信や興味がある」と主張したことへの裏付け(データ)を示します。
 ④裏付けのデータに基づき、「この仕事をできる」というスキルを備えています。或いは、
 「こんな自信・興味を持っているので、スムーズに仕事をこなしていける。」または、「こ
 んな興味があり馴染みが多く覚えが早いと自負している」などを告げることにより最初に主
 張した裏付けがしっかりし、応募企業で仕事が出来ることをアピールすることとなります。


履歴書作成の参考にしてみてください。  

なぅ先生
私は世の中にどのようなお仕事があるか研究している、なぅ先生です。
これから、お仕事について一緒に勉強していきましょう!!