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なぅ先生のお仕事役立ち情報

お仕事役立ち情報:SE(システムエンジニア)

 今回はSE(システムエンジニア)について紹介するよ。
 最近、SEっていう言葉をよく聞くけど、どのような仕事なのかな?一日中パソコンでカタカタと難しい作業をしていくようなイメージがあるよね。もちろんパソコンの技術や知識は必要だけど、それ以外にも必要なことがあるんだ。
 簡単に言うと、SEはお客さんの「こんな便利な機能があったらいいな」という要望をちゃんと把握した上で、コンピュータを使ってそのシステムを作る仕事なんだよ。
 今は色々なものがシステム化されていて、外食する時など、ケータイやパソコンでお店やクーポンを探したりするよね。これは、「お店やクーポンを探す機能を作ってほしい」というニーズに応じて作ったシステムなんだ。
 
 でも、そのニーズに応じてすぐにシステムを作ることができればいいんだけど、完成までにはいくつかのプロセスがあるんだ。
 
 

◎プロセス1(ニーズの把握)
 まず、お客さんがどんな機能を求めているのか、ニーズをちゃんと把握することが必要なんだ。例えば、「お店を探す機能がほしい」と言っても、お店の名前で探すのか、場所で探すのか色々な方法があるよね。それにお客さん自身が「こんな機能がほしいな」と思っているだけで、具体的なイメージが出来上がっていないことも多いんだ。
 だからお客さんとたくさん話をして、一緒に「こんな機能が欲しいんだな」とイメージして、そのニーズを把握することが大切なんだ。
 
 
◎プロセス2(システム設計)
 ニーズが具体的にわかったら、次に、その設計が必要となるんだ。ニーズに合った機能とするためには、どのようなプログラムを組んだらいいのかを十分に検討することが必要なんだよね。
 例えば、お店の名前で探す時に、「お店の名前で探しなさい」とコンピュータに指令を与えることが必要なんだけど、それをどういう設定にしたらいいのか考えていくんだよ。
 設計図の作成みたいなものだね。
 
 
◎プロセス3(システム作成とテスト)
 システム設計が終わったら、実際にシステムを作っていく作業になるよ。Javaとか専門的なプログラミング言語を使ってシステム作りを進めていくんだ。
 そして出来上がったシステムが、ちゃんとニーズに合ったものとなっているか、ミスがないかもテストしていくんだ。
 もし、ミスが見つかればその箇所を直していく必要もあるよね。
 
 
◎プロセス4(納品)
 テストを繰り返して完成したものをお客さんのところに納品するんだ。そこで使い方を教えながら実際に使ってもらうんだよね。
 でも、実際に使ってみてお客さんが「ここはちょっと違うかな」というところがあれば、改修したりもするんだよ。
 
 
 こう考えてみると、SEの仕事は、単純にパソコンで難しい作業をするだけではなく、まずお客さんの話をよく聞いて、内容を十分に理解した上で、そのニーズに合ったシステムを作ることが大切なんだ。
 ニーズを把握するという点で、コミュニケーションが重要だと言えるよね!
 
 大変な仕事ではあるけど、お客さんのニーズに合ったシステムができあがって、「便利な機能になって良かった!」という言葉が聞けたときは、最高にうれしい時かもしれないね。
 

★ワンポイント★
 SEは、パソコンの技術・知識だけではなく、お客さんとのコミュニケーションが重要!!

システムエンジニアの業務プロセスのフロー

なぅ先生
私は世の中にどのようなお仕事があるか研究している、なぅ先生です。
これから、お仕事について一緒に勉強していきましょう!!