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お仕事なぅ

なぅ先生のお仕事役立ち情報

「話をまとめる方法」


今回は、面接の質問に返答する際に、話をまとめる方法についてお話をします。

言いたいことがまとまらなく思いついたままに話すと、聞き手側は「この人は一体何を言
いたいのだろう」と思ってしまいます。
聞き手が興味を持って聞いてくれるように、わかりやすく話すコツを3つお伝えします。

1.時系列で話す
時間が経過した順にお話をします。
例えば「これまで何をやってきたかお話ください」という質問だったとします。
学校を卒業してからの経歴順にお話をします。
最終の職歴、また最初の職歴、中間のという順でしたなら、聞き手はとても混乱します。
相手の手元には履歴書があるでしょうから、それに沿った順番でお話をしてください。
さらに、履歴書では
A社 入社―退社 しか明記していなければ、どのような職務内容を行ってきたか簡単に
わかりやすく話せるように考えておいてください。

2.5W1Hで話す
いつ When
どこで Where
誰が Who
なぜ Why
どのように How
と分けて話す方法です。
最近は、Howだけでなく、予算など費用の How Many や数量の How Much などを加え、
5W3Hなどとも言われており、さらにわかりやすく分けて話す方法が求められています。

3.箇条法で話す
最初に要点の数を挙げ、それぞれ箇条書きで話す方法です。
これは、志望動機などを話す時に役立ちます。
伝えたいことがたくさんあって、あれも入れたい、これも入れたいとなりがちですが、
あまりたくさん詰め込んでも聞きづらくなりがちです。
そうされないために、はじめに要点の数を挙げるのです。
例えば3つの志望動機があった場合の例ですが、
「志望動機は、実は3つあります。」と言って、聞き手に3つあると先に告げることで、
相手は聞く準備をします。
「ひとつめは、・・・・・・・です」と伝えると、聞き手はあとふたつあるのだなと思い
ます。

「ふたつめには、・・・・・・・です」と話すことで、さらにあとひとつあるのだなと興
味を持って聞く準備をしてくれます。

「最後は、・・・・・・・・・です」と、「この3つが御社に応募させていただいた志望
動機です」と結ぶと、大変に聞きやすくなります。

とはいえ、就職説明会などでよく見かける光景なのですが、
企業の方が、「何か質問はありませんか」といった際に、
「質問が3つあります。ひとつめは・・・・」と話す方がいます。

参加者が多くない説明会でしたらそれも良いかもしれませんが、沢山の方が出席していて、
他にも質問に手を挙げている方がいた場合は、周りの方を配慮しない行動と思われがちで
す。

また、一度に3つの質問は、聞かれた方が覚えていられない場合もあり、相手に嫌な思い
をさせてしまう可能性もあるために、悪い印象を残してしまいがちです。
せいぜい二つくらいの質問に抑えて、他に質問者がいないなと思ったら、もう一度手を挙
げて、「先程もお聞きしたのですが、もう一つ伺ってもよろしいでしょうか?」などと、
周りへの配慮をすることも忘れないでくださいね。


なぅ先生
私は世の中にどのようなお仕事があるか研究している、なぅ先生です。
これから、お仕事について一緒に勉強していきましょう!!