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お仕事なぅ

なぅ先生のお仕事役立ち情報

「名刺の頂き方」


新卒者以外の面接では、企業の方から名刺を頂く場合もあります。
今まで、自分の名刺を持ったことがないという方もいるのではと思いますので、今回は名
刺の頂き方を確認してみましょう。

自分の名刺がないと、名刺入れもお持ちではないのがほとんどかと思いますが、是非とも
面接前には名刺入れを用意されると良いと思います。
と、言いますのは。名刺入れがないと頂いた名刺はどこにしまいますか?

お財布に入れますか?手帳やスマホに挟みますか?

名刺は、「その方自身」とも言われます。大切に取り扱う必要がありますので、
万が一、名刺を頂くかも知れないと想定し、是非に名刺入れを用意してくだ
さい。
その際は、名刺入れは相手の目に付くことがありますので、
あまりカジュアルすぎないものや、ひと目で高級ブランドとわかるものなど以外の、シン
プルなものが良いと思います。

それでは、これから名刺を頂く様子をシミュレーションしてみましょう。

まずは、あなたが応接室などで待たされている場面を想定してみてください。
トントンとノックが聞こえ、会社の方が入ってきました。
あなたは即座に立ち上がります。
そして、会社の方が名刺を出そうとしていたら、なるべくその方のほうに近づいてくださ
い。
と、言いますのも、名刺交換はテーブル越しには行わないからです。

テーブルから離れて名刺をいただくには、あなたの方から近づいていく必要があります。

もちろん近づきましたなら、無言ではなく氏名を名乗ってください。
「○○○○○と申します。本日はよろしくお願いいたします」とお辞儀をしてから、
名刺をいただく場合の決まり文句「頂戴いたします」と言い、両手で受け取ってください。
頂いた名刺は、胸の高さより下げないようにしましょう。
また、余裕がありましたら、せっかく用意した名刺入れをお盆の様に使うこともできます。

相手の方が名刺を出そうとしていたら、名刺入れを出し、両手で押さえながら親指をスラ
イドさせて名刺を頂き、名刺入れの上に乗せます。

会社の方が、お座りくださいと言ってくださいますので、
「失礼いたします」と会釈してから座ってください。

頂いた名刺は、テーブルがある場合は左手に置きます。右手にはお茶が置かれる場合があ
るので、空けておいてください。
面接の相手が一人の場合は、そのまま名刺入れの上に名刺を置いておいて結構です。

ただ、面接の相手が複数の場合は、一人だけ名刺入れの上に置いたりせずに、全員分を向
かいの座った順に、机の上に置いても良いです。

面接が終わり、立ち上がってお礼を言う前に、頂いた名刺はすべて名刺入れにしまいまし
ょう。

また、もしもお茶が出ていた場合、緊張して手も付けないのはかえって失礼ですので、
帰る前には「頂いてから帰ります」と言って、ぐいっと飲み干すのも良いでしょう。
あなたのためにと入れてくれたのですから感謝の気持ちをもって飲んでくださいね。


なぅ先生
私は世の中にどのようなお仕事があるか研究している、なぅ先生です。
これから、お仕事について一緒に勉強していきましょう!!