コンテンツの本文へ移動する

お仕事なぅ

なぅ先生のお仕事役立ち情報

お仕事役立ち情報:企業担当者はあなたの何が知りたいのか

 今回は、「企業担当者はあなたの何が知りたいのか」についてお話しするね。

 就職活動とは、求人を出す企業の採用活動と求職者の応募活動であることを十分意識しよう。
 つまり、就職活動には求職者の応募活動のみならず、企業の採用活動でもあるんだ。
 では、求職者(応募者)の目線ではなく、求人側(企業)の目線で見るとどういうことになるかな。

 企業は、「誰かの役に立つ活動をしている集団」だよね。
 そして企業は、自社が取り扱う物品やサービスを通じ、社会(消費者)にその「価値」を提供しているから、 その提供する「価値」に対価(お金)を社会(消費者)からもらうことで成り立っているよね。

 では、企業は何のために社員の採用活動をしているのかな。 一言でいえば、一緒に働く「仲間探し」のためなんだ。
 まとめると、企業側にとっての採用活動とは、「企業が、誰かの役に立つ活動を継続し、更なる発展をしていくための仲間を探すこと」なんだ。

 この点を踏まえると、企業の採用担当者が知りたいこと(採用基準)は2つしかないんだ。

仕事で結果を出してくれそうな人かどうか
会社の仲間として他のメンバーとうまくやっていけそうな人かどうか

 1つ目は、「その企業で仕事をしていくうえで必要な能力や意欲があるか」ということで、
 2つ目は、「応募者のタイプが自社に合う人か合わないかを判断する」ということだね。

 内定がもらえる条件としては、2つの項目を満たしていれば大丈夫なんだ。逆に言えば、能力・意欲が「足りない」人、会社のカラーに「合わない」人は採用されないということになるね。
 ただ、この2つがそろっている人でも不採用を出される場合があるんだ。それは、応募者の能力やタイプが採用担当者に「伝わっていない」場合なんだ。

 書類選考や面接で、採用担当者が応募者に不採用を出す理由の多くは、応募者がどんな能力を持っていて、どういうタイプの人なのかが「わからない」ということなんだ。
 だからこそ、応募書類や面接で、自分自身がどういう能力を持っていて、仕事への意欲がどうあるのか採用担当者に理解してもらうことが大事なんだ。

 今日のまとめをするよ。
 企業の採用担当者が知りたいことは、

「その仕事をするのに必要な能力や意欲があるかどうか」
「会社の雰囲気や仲間と合いそうな人物かどうか」 です。

 どのような人でもこれまでの経験から培った「仕事で結果を出すための資質や能力」を必ず持っていると思うんだ。
 応募に当たっては、冷静に自己分析を行い、真摯にアピールし、熱意を伝えよう。

 

なぅ先生
私は世の中にどのようなお仕事があるか研究している、なぅ先生です。
これから、お仕事について一緒に勉強していきましょう!!